下町風情を残す魅力あふれる街、門前仲町にある和菓子店 御菓子司 岡満津(おかまつ)。
開業は明治38年(1905年)、まもなく創業約120年の老舗です。

お店の外観からも情緒溢れる昔ながらのあたたかい雰囲気が伝わってきます。
3代目店主は「全国菓子大博覧会」で賞を取ったこともある腕前だそうで、美味しそうな和菓子たちを前に期待が高まります。

御菓子司 岡満津(おかまつ)の和菓子5選

今回はこちらの5種類の和菓子をいただきました。
辰巳八景最中

店の名物は「辰巳八景最中」です。

北海道産の小豆を蜜浸けし、丹念に煮込んだ餡がなめらかな舌触りを生み出しています。パリッとした皮の食感と軽やかな音が楽しめます。
約90年前、新聞公募で選ばれた辰巳(=深川:江戸城(皇居)から南東方向)の風景が刻印されているそうで、会話のきっかけになる手土産としても良さそうです。
苺大福

小ぶりサイズの可愛い苺大福です。
断面も美しく、まず見て楽しみます。
一口食べると、
真っ赤に熟した甘酸っぱい苺と、なめらかなこし餡、ふわふわと柔らかく繊細な求肥が幸福のハーモニーを奏でます。それぞれのバランスが絶妙で、とても美味しかったです。
桜餅

包みを開けるとフワッ〜と桜の葉の香り。春の訪れを感じさせます。

薄く焼かれたふんわり&しっとりな生地にきめ細やかなこし餡が包まれています。
塩漬けされた葉っぱのしょっぱさとこし餡の甘みがお互いに引き立て合い、しょっぱ→甘い→しょっぱ→甘いの幸せループを生み出します。相性抜群のコンビです。
おはぎ

おはぎに使われているあんこは、珍しくこし餡でした。
上品なサイズで、どんな方にも食べやすいです。三口でペロリといただきました。
おはぎといえばこちらも美味!
井村屋の冷凍和菓子シリーズ「きなこおはぎ」♪
紫芋饅頭

紫芋が練り込まれた生地の中には、ゴロリと大きなお芋とこし餡がぎっしりずっしり詰まっています。
甘さ控えめで食べやすかったです。
上品な甘味の和菓子たち
一つ一つのサイズが小さめなので、色々な種類の食べ比べを楽しむことができました。
どれもとても美味しかったですが、個人的には苺大福が一番好みでした。
求肥のふわっと繊細で優しい食感は、他の苺大福にはないレベルで感動しました!ぜひもう一度味わいたいです。
日本の食文化を象徴する「和菓子」。
四季折々、季節によって製法や味は異なります。100年以上もの伝統を受け継いだ和菓子は、喜ばれる手土産にも最適です!
店舗情報
岡満津
東京都江東区門前仲町1丁目7−10
TEL 03-3641-4565
門前仲町駅3番出口より徒歩1分

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